ペルペル北斗七星

早い!安い!まずい天体写真を目指して修行中。

荒ぶるステラショット。(鎮まりたまぇ~ m(_,_)m )


年始からステラショットのオートガイドが大暴れして、激しく流れています。
全く制御不能。パニック。
赤道儀を壊してしまったのでしょうか?

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■ギアのかみ合わせ調整

以前からオートガイドが10分毎に乱れていたので、三が日にギアの噛み合わせを少し緩めて、結果を確認することに。

偏心したギア同士をきつく噛み合わせると1回転毎にガイドが暴れるそうです。
どこかのブログで拝見しました。(AdvancedVXはホイールが144歯なのでギアは10分で1回転)

赤道儀が壊れたぁ "!

ところがギアを調整後、ステラショットで導入テストすると赤道儀がとんでもない方向に暴走。。。
慌てて電源を切るとそれから、何度電源を入れ直しても、コントローラは正常なのに、赤道儀が動きません。
遂には、コントローラの電源も入らない状態に(涙)

そうして2017年の元日が終了。
散々な元日です。今年はどうなることやら。。。

■AvdencedVXは電源が弱い?

そう言えば、シュミットで買うとき、故障しやすいので、バッテリー直結はしないように言われていたのでした。
モーターが全速で動いている時に、電源を切ったのが原因でしょうか。
わざわざ定電圧ユニットを自作したのに今日は、定電圧ユニット無しでつないでいました。
13Vあります。

↓写真は自作した定電圧ユニット。これをつないでいれば。。。(後悔)



■修理? それとも新しい赤道儀購入?

2日目、VXを修理するか別に赤道儀を買うか?真剣に悩みます。
で、ダメ元で、電源を入れると、普通に動きます。
ふぅ。ほっとしました。

そう言えば、昔のパソコンは、電源が入らなくなったら、コンセントを抜いて一晩置くと治ったことがよくありました。

■いよいよギア調整結果の確認 (喜) (のはずだったのに。。。)

ようやく、赤道儀の調整結果確認を開始。

ところが。。。

・ガイドのグラフが画面更新のたびに10ドット近く上下する。

キャリブレーションも同様で、とてもキャリブレーションどころじゃない。

・そしてオートガイダーの画像はどんどん一方向にズレていく。

・オートガイダーの画像では、大きくズレているのに、ガイドのグラフがセンターにいたり。。。

・さらにオートガイダーの画像の南北の緑色の矢印が上を向いたり下を向いたり更新のたびに反転を繰り返す始末です。

パニクッていたので、証拠写真はありません。

↓写真は、比較的ガイドが安定していたときの状態。 (ちょうど10分のあたりでガイドが乱れています)



■パニックです。
 
ギアの調整が失敗?
ステラショットを1.5bに変えたから?

ホントにガイド信号出てるの?
ケーブルを変えたり、信号の番号を入れ替えてもダメ。
それは酷いもの。
Windows7とWindows10の2台のPC両方で起きています。

こうして1月2日が終了。

■1月3日

で、ステラショットのバージョンを1.5bから1.5aに戻しました。

さすがに、南北の反転現象は落ち着いた気がしますが、
グラフが頻繁に10ドット近くも上下する現象は、相変わらずです。

■落ち着いて。。。

で、。。。

落ち着いて考えました。。。

今回、オートガイダーの露出を6~8秒に変えています。
4秒だと比較的安定しているが、6秒とか8秒はガイドが荒れる。。。
 
↓4秒露出のときの証拠写真(10分おきにすこし乱れていますが。。。)これを6とか8秒にすると激しく暴れだします。


星像が肥大しないギリギリまで露出を絞り込むと、グラフがようやく落ち着きました。

ふぅ。

■原因判明? と、ともに反省。

どこかのブログで、オートガイドは8秒間隔で補正するくらいが良いとの情報を元に、試したのです。

ところが露出まで8秒にすると、気流の乱れが平均化されても、露出をかけすぎで明るい星の星像が大きくなり。

結果、一番明るいドットが飽和して星像の中心点がわからなくなっているのかもしれません。

■今後

これからは露出かゲインを控えめにしようと思います。

ああそれと、10分毎のガイドの乱れは解消しました。

でも、1.5b は様子見することにします。

失敗は、成功の素。と自分を納得させます。

◆AdvancedVX関連リンク