ペルペル北斗七星

早い!安い!まずい天体写真を目指して修行中。

(検証VR3X-2) 無改造でHαな写真を撮りたい

本日は、快晴♪ですが、月が煌々と照らしています。
で、先日、ポチったVR3X-2でテスト撮影してみました。

無改造カメラにVR3X-2とHEUIB-2フィルターを着けて撮ったM42jpeg撮って出しの写真をLightroomCCでゴニョゴニョした写真がコレ。


Iso400×30s 無改造


HPで
『「逆転の発想?」から生まれたVR3X-IIフィルター
未改造のカメラを使用してHαまでを撮影する目的で製作しました。』
という謳い文句のフィルターです。

ターゲットは、カルフォルニア星雲。。。
無改造D5200でフィルターなしiso3200×30s

  (@_@)
これでは、カルフォルニア星雲は、ムリですね~。
満月の空 + 光害? 明るすぎです。。。
八王子の空明るすぎoTL

ならば、M42。(高度が低いですが)
isoも3200→400に下げます。

iso400×30s 無改造(JPEG撮って出し)
ホッ。何とか写りました。

次に、VR3X-2フィルターを着けてみます。

iso400×30s 無改造 + VR3X-2フィルター (JPEG撮って出し)
Hαな星雲が気持ち浮き出ています。
でも、赤被りがアリマス。。。

ならば、さらにHEUIB-2を。

iso400×30s 無改造 + VR3X-2フィルター + HEUIB-2フィルター (JPEG撮って出し)
今度は、カラーバランスもいい感じ♪
フィルターなしに比べると、全体に暗くなっていますが、これは想定内。

今度は、露出時間を倍の60sにしてみます。

iso400×60s 無改造 + VR3X-2フィルター + HEUIB-2フィルター (JPEG撮って出し)
これでも、フィルターなしより暗いです。
ということは、想定通り3倍~4倍の露出時間が必要ということになります。

共通データ
鏡筒 BKP130(D130mm/FL650mm/F5)
コマコレ MPCC-MarkⅢ
赤道儀 AdvancedVX
ガイド鏡 D60mm/FL240mm/F4
オートガイド QHY5L-2C ステラショット1.5g
カメラ Nikon D5200(無改造)

とりあえず、今夜はここまで。
次回は、月も光害もないところで撮影です。