ペルペル北斗七星

早い!安い!まずい天体写真を目指して修行中。

(解消?) アクロマートの色ハロ

満月の夜ですが、貴重な晴れ間。。
先日の朝霧アリーナ遠征で思いついた方法で
アクロマート鏡筒の色ハロを消せるか実験してみました。

アクロマート鏡筒で撮影した結果がコレ。。。(満月の夜ですが、感度を下げて一応写りました)
フラット補正していないのがバレバレ

鏡筒 SE120S (D120mm/FL600mm/F5/アクロマート)
赤道儀 AdvancedVX
オートガイド QHY5L-2C PHD2
カメラ Canon EOS Kiss X7i (天体改造) 
光害カットフィルター LPR-N (FF)
ソフトフィルター PROソフトン(A) 49mm
iso400/60s×16 をステライメージでコンポジット、その他調整
※屈折・口径120mm/F5は、
すごいですね。。。
iso400/60sでこんだけ写るんですから。。。

コレ。ソフトフィルターでハロを散らして目立たなくしています。
星像は、大きくなりますが、まあ、ハロが無いだけましかと。。。



星像の大きさの比較ですが
まず、去年撮った、同じSE120Sの口径を50mmに絞って撮ったM42


こちらの記事「天体撮影可能なアクロマート鏡筒」の通り、アクロマートでも絞ればいけますが、長時間露出が必要なのが。。。



この写真に比べると、星像は膨らんでますが
ハロは目立たなくなりました。


M45でソフトフィルターの有無で比較してみます。

まず、フィルターなし。SE120Sの盛大なハロ。


次にソフトフィルターを装着


共通データ
鏡筒 SE120S (D120mm/FL600mm/F5/アクロマート)
赤道儀 AdvancedVX
オートガイド QHY5L-2C PHD2
カメラ Canon EOS Kiss X7i (天体改造) 
iso1600/5s の一枚撮り(jpg)

今夜は、こんな月が、煌々と輝いていました。おまけに、光害。

今度、月の無い夜に、もう一度、撮影してみます。

ところで、ソフトフィルターですが
ケンコーのPROソフトン(A) 49mmをビクセンのフリップミラーに取り付けました。

実は、このフィルターは、2インチスリーブに入りません。


フリップミラーに取り付けて、2インチスリーブに入れようとしたところ

わずかに、フィルターの枠が広いぃぃぃ。。。

なので、スリーブにフリップミラーに差し込んでから、裏側からフィルターを取り付けました。

そして、ドローチューブに2インチスリープを取り付けます。


アクロマートで撮った天体写真シリーズ