ペルペル北斗七星

早い!安い!まずい天体写真を目指して修行中。

反射望遠鏡、ケンコーSE150nの結露対策

先日、購入したケンコーのSE150n 反射望遠鏡の結露対策です。

・フードと迷光防止蓋
 斜鏡に露が下りないように、フードを自作します。
 ダイソーで黒いラッパ型のゴミ箱を購入して、底を切り落として
 フードとしました。
 切り落とした部分は迷光防止のため、鏡筒のお尻にはめました。
 SE150nは主鏡側から迷光が入り込んで撮影画像に映り込むので
 迷光防止対策は必須です。
 ゴミ箱は底から上に向かって直径が広がる漏斗様の形状なので
 直径が鏡筒と同じになる部分で切断したことで、
 共に、鏡筒端の丸いカーブの部分にぴったりはまります。
 わずかに、縦の切り込みを入れるとさらにフィット。
 フードの内側には、粘着剤付きの黒のフェルトシートを貼りました。

・フェルトシート
 鏡筒が夜露に濡れないように、鏡筒全体をフェルトシートで覆います。
 同じくダイソーで購入した、大きなフェルトシートをカットして、
 鏡筒に巻き付けました。同じくダイソーで購入した、3mのマジックテープ
 をカットして、フェルトシートを固定。

・ヒーター
 いつも行く、観測地は標高1500mで、数分で露が降ります。
 念のため、ニクロム線で作成した5V4Wのヒーターを斜鏡と主鏡の近くに
 巻きます。
 その上から、乗用車のハンドルカバーを巻いています。
 また、ファインダーにも5V4Wのヒーターを巻きます。
 その上から、ダイソーで買った手首に巻くバンドで覆います。
 電源は、同じくダイソーシガーライターソケットとUSB変換ソケットを
 購入して、USBの5Vをマリンスポーツ用のバッテリーに繋いでいます。
 USBプラグは、秋月通商で買って、電線を繋いで自作。

上記の対策で、先日の夜は、明け方まで露知らずです。

f:id:pelpel0220:20160906192007j:plain