ペルペル北斗七星

早い!安い!まずい天体写真を目指して修行中。

星空写真の適正露出

天の川が見える星空での星空写真の露出の目安は以下の通りだそうです。

※雑誌「デジタルカメラ星空写真撮影術」より

BKP200やSE150nの場合、F4~F5なので、

iso6400の場合は30秒から60秒
iso3200の場合は1~2分
iso1600の場合は2~4分
iso800の場合は4~8分
が適正露出になります。

ただし、露出時間を増やすと長時間ノイズ、ランダムノイズが増え、
iso感度を上げた場合も同様に増えるので、カメラの特性を勘案して、設定する必要がありそう。

D5200の場合、iso3200でも赤かぶりと長時間ノイズは30秒が限界。
EOS Kiss X7iの場合、iso6400では長時間ノイズは60秒が限界。(赤かぶりは目立たない)
これを超えると、ダーク減算しないと、かなり荒れた写真になる。
また、ダーク減算しても、穴だらけで、荒れた写真になりそう。

ランダムノイズは、コンポジットで押さえ込めるので、あまり気にしない。

一方で、ガイドエラーについては
私のAdvencedVXの場合、SE150n(自作コマコレクターで実質f=616mm、F4.2) での
オートガイド成功率は
・30秒では9割
・1分では5割
・2分では2割
といった具合で、2分では、労力の割りに報われない結果に。。。
※技量不足です。AdvancedVXは悪くないはず。。。

それよりもiso6400-30秒で沢山撮影して、
ステライメージで加算コンホジットして、トータル露出時間を伸ばしたほうが
幸せな気分になれます。

ただ、一晩のシャッター数が500コマを超えてしまったので、カメラの寿命を縮めてしまう懸念あり。

とはいえ、対時間効果を考えると今後は赤道儀より、高感度、低ノイズカメラに投資したほうが、
いいかもしれません。(EM200を買えないので負け惜しみが入ってますが。。。)