ペルペル北斗七星

早い!安い!まずい天体写真を目指して修行中。

遠征! 失敗

金曜日夜、琴川ダムに出撃しました。
今回は、flatさんとご一緒させていただきました。
琴川ダムは、ほぼ凍結しています。


今回は、
1.赤道儀のギア調整後のオートガイド確認
2.ミラーレンズの電動フォーカス有効性確認
3.カメラレンズでのステラショット導入補正の確認
の予定でしたが、すべて不調。。。



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1.ギア調整後のオートガイド確認
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AdvancedVXの赤緯のギアのかみ合わせ調整がきつすぎたのか、導入時に時々赤緯のモーターが止まりそうになる始末。赤経も7-8分?毎にガイドが乱れるのは相変わらずです。(今回は、緩めたはずなんですが。。。)


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2,ミラーレンズの電動フォーカス有効性確認
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車の中でピント合わせするため、モーター電源の延長コードをチェックリストに入れ、忘れ物が無い様にしたつもりが肝心の自作電動フォーカサーのSWボックスを忘れてしまった。。。 おまけに、レンズフードまで、忘れているし。。。

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3.カメラレンズでのステラショットの導入補正の確認
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赤道儀のガイドが暴れて色々ステラショットの調整項目をいじっているうちに時間切れ。
それともギアのかみ合わせ調整がきつすぎたのか、AdvancedVXって氷点下だとグリスが固くなるのか、まともにキャリブレーションできません。
PHD2でもステラショットもです。。。

キャリブレーション後のガイドの状況の証拠写真

もはや、ノータッチガイドのほうがよっぽどマシ。
原因究明で明け方までかかってしまった。。。

原因(推測)

キャリブレーションの時にグラフが激しく上下するため、 ステラショットのガイド信号線の設定が正しく行われず、ガイド信号が反対方向に出る現象が発生していたようで
補正信号がでるとさらにズレが拡大するという状況です。
ガイドの設定画面で信号線の番号を入れ替えたらようやくガイドが落ち着きました。

せっかくの遠征で坊主はつらいので念のため持ち込んだSE150Nで何ショットか撮影。
M5


赤道儀 AdvancedVX
鏡筒 SE150n + 自作コマコレクター(クローズアップレンズAC4) (=f616mm, F4.1)
ガイド D60/f240ガイドスコープ、QHY5L-2C、ステラショット1.5a
カメラ EOS KISS X7i (改造)
ISO3200, 120s × 11 を加算コンポジット
ステライメージで中心部をトリミング、その他調整

やはりBKP200と比べてSE150Nの方が星像がシャープのような気がします。
中心部をトリミングしていますが星像が小さい。。。
口径の差だけでこんなに星像が小さくなるものでしょうか。
BKP200の主鏡を笠井の主鏡に替えたい誘惑にかられます。
SE150nは、BKP200と比べても重量が軽いため、ガイドも安定しているように感じます。

<<ステラショット関連リンク>>
◆AdvancedVX関連リンク