ペルペル北斗七星

早い!安い!まずい天体写真を目指して修行中。

実地検証。自作ミラーレンズ用電動フォーカサー

2/25赤道儀トラブルで、大変な遠征になってしまいましたが、

坊主で帰るのも、なんなので、復旧後の赤道儀で簡単にミラーレンズの検証を。。。

目標は、M51。

このミラーレンズは、温度20℃付近で調整されているようなので
レンズを8Wのニクロム線で温めて、車のハンドルカバーと腹巻で覆って保温しています。

(1) 極軸望遠鏡でテキトーに極軸合わせ
  赤道儀トラブルで、極軸のドリフトアライメントをやる
  気力もありません。

(2) ステラショットでミラーレンズをつけたカメラでアライメント
  望遠鏡は搭載せず、カメラのみ。

(3) M51を導入
    なんと一発でど真ん中に導入されました♪

(4) 撮った写真はこんな感じです。

ケンコーミラーレンズ(D80/f500mm, F6.3)
赤道儀 AdvancedVX
ガイド D60mm/f240, F4  QHY5L2-C ステラショット1.5a
カメラ KISS X7i (天体改造)
露出 iso-6400-60s ×6
ステライメージ7でコンポジットのみ

中心部をトリミングすると。。。


レンズを保温したおかげで、前回のようないびつな星像は改善しました。

残念ながら、ピントの調整が足りないのか。
これがレンズの限界なのかは、わかりません。

<<課題>>
自作電動フォーカサーですが、
微動は文句なし♪
ところが
ピントを合わせてから、しばらくすると、
伸びきった糸が縮もうとするようで、カクッカクッとズレていきます。

合わせたピントがズレていく〜(悩)

カクッと動く前に、テープでヘリコイドの固定を試みましたが、
ホントに動いてないか確証がありません。
ストッパーを検討しないとダメかも。

少なくとも、ピント合わせの労力は、格段に楽になったよ♪ と自分を納得させます。
まだ改良が必要かも。。。

(追伸)  ピント合焦後、バックラッシュの範囲内で逆転させればOKのはず♪ 次回再検証します。

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ちなみにSE150Nの場合(同じ夜)

SE150n+AC4(D150/f616mm, F4.1)
赤道儀 AdvancedVX
ガイド D60mm/f240, F4  QHY5L2-C ステラショット1.5a
カメラ KISS X7i (天体改造)
露出 iso-3200-180s ×1  ※1枚撮り
ステライメージ7でバック調整のみ


中心部をトリミングすると。。



こんな感じでした。

つづく。。。