ペルペル北斗七星

早い!安い!まずい天体写真を目指して修行中。

荒ぶるステラショット1.5c #3

4/15-16 久しぶりに晴れたので、自宅でステラショットのテストを実施。

自宅でしたので、落ち着いて様々なパターンでの確認になりました。

いくつか、わかったこと。

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■オートガイド設定の
 赤経パルスの+-の番号と
 赤緯パルスの+-の番号は、変更してはいけない。
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パルス出力ラインの番号を変更すると、
キャリプレーション後のパルスmsが1,000を超えたり、
場合によっては、10,000を超える結果になります。
これではガイドは不可能。

※ 実は、番号を適当に設定しても、
キャリプレーションで番号が正しく設定されるもの
と期待していたのですが

ステラショットは、パルス出力ラインの番号は変えてくれないようです。

したがって、初期値の
赤経パルス3,4、
赤緯パルス2,1 
の番号はそのままにします。

下の画面は、
赤経のパルス出力番号を
3,4→4,3
に入れ替えてキャリプレーションした結果。

赤緯パルスの数値が14028という、ありえない数値になっています。



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■AdvancedVXは
 ASCOM接続でキャリプレーションしてはいけない
オートガイドもNG
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AdvancedVXは、ASCOMドライバーが公開されているので、
ASCOM経由で接続する方法と、ステラショット独自のAdvancedVX接続の
2種類の接続方法を選択できます。

ところがAdvancedVX接続では導入補正時にフリーズする問題があり
ASCOM接続で、使用していた次第。。

いままで、キャリプレーションがうまくいかないので手動でパラメーターを設定して
オートガイドしていたのですが。

今回の検証で判明したのは。。。




AdvancedVXをASCOM経由で接続すると、

1.5a, 1.5c 共に、
キャリプレーション中に南北の反転現象が発生。
当然、ガイド中も発生。

下の画面キャプチャーの赤い矢印の部分が、反転している箇所。

このため、キャリプレーションが正しく行われません。


ちなみにAdvancedVXで接続してキャリプレーションすると。。。

反転現象はありません。落ち着いた動きです。♪

で、ASCOM経由に変更してみます。


そして、接続をクリックして、CelestronTelescopeDriverドライバーを選択。


そして、キャリプレーションすると。。。キャリプレーション中に南北が反転します。
赤い矢印をつけたところが、南北が反転しているところ。

これでは、キャリプレーションになりません。

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■で、これから。。。どうする。!?
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現在、アストロアーツに問い合わせ中です。

当面、

キャリプレーションは
 AdvancedVX接続で実施。
 オートガイドも同様。

目標天体の導入は
 ASCOM接続で実施。
 (AdvancedVX接続では頻繁にフリーズするため)

で、様子を見ることにします。

ふぅ。。。
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