ペルペル北斗七星

早い!安い!まずい天体写真を目指して修行中。

BKP200の光軸調整

前回の週末の写真で、光軸があっていなかったため、光軸を調整します。
今回は、斜鏡の中心部に点印を打って、万全を期します。

前回は、笠井の光軸修正読本にしたがって、進めたのですが
今回、やり直した結果
そもそも、光軸修正読本の記載の斜鏡の輪郭が見えていなかったということが判明。
延長筒を外して、光軸修正アイピースを外すと、ようやく斜鏡の輪郭が見えました。
主鏡が見えると、分けがわからないので、斜鏡と主鏡の間にタオルをおいて
斜鏡だけを確認します。
たいぶ左に寄っています。


斜鏡の中心点を打つために、斜鏡を取り外します。


BKP200の斜鏡のネジはこんな感じ
真ん中の引きネジを緩めて、斜鏡を外したところ


斜鏡のお尻の部分です。
押しネジの後がくっきり。僅かに凹んでいます。これでは、斜鏡の回転調整が難しい。


斜鏡の引きネジには意外にも、スプリングがついていました。
スプリングも買わなきゃなぁと思っていたので、ラッキー♪
M6穴のワッシャー。これで斜鏡のお尻の傷を防止します。
念のため30mmと40mmを購入。

30mmは、小さいようです。


40mmで行くことにします。


斜鏡の中心に点を打ちます。
右によっているように見えるのは、カメラの角度による錯覚です。(たぶん。。。)


スプリングと斜鏡の間にワッシャーを入れます。
組みなおしたところ。ワッシャーが大きいですが、斜鏡の影に入るので問題ありません。


まず、斜鏡位置の調整
斜鏡が、ドローチューブの真ん中に来るように、前後、左右に調整します。
ここで、斜鏡に打った黒い点が、十字に重なるように調整すれば、
斜鏡が、真ん中に来るはずなんですが、、、黒い点が微妙に右によってます。。。


途中の写真を撮るのを忘れたので、いきなり完了の写真。
真ん中の黒いドーナツが斜鏡で、その内側の明るい部分が光軸修正アイピース
やはり、斜鏡の影が、右に少し寄っているような。。。
僅かにずれていますが、許容範囲だと自分を納得させます。。。


コマコレ有無のテスト結果
まず、コマコレなしの場合。クリオネ。。。(左上)

コマコレありの場合。月明かりと曇りのせいでうまく撮れませんでした。

コマコレはないよりまし程度。

途中、星像が「おむすび」になって。。。。

斜鏡の引きネジを緩めました。
斜鏡の押しネジだけで調整した結果、斜鏡が歪んだようです。
締め付けすぎ注意。



合焦前後の星像。
ドローチューブの影とスパイダーの影が映っています。
スパイダーが二重に見えるのでスパイダーの調整が必要な感じ

今夜は、おぼろ月。







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