ペルペル北斗七星

早い!安い!まずい天体写真を目指して修行中。

スカイメモsでオートガイド撮影

ケンコーのスカイメモsにガイド端子が付いているので、実際にガイド撮影できるかどうかを検証してみます。

■QHY5L-2C
オートガイダーは、QHY5L-2Cにしました。
QHY CCDの国内総代理店となっている「天文ハウスTOMITA」でQHY5L-2C(28,600税込)を購入。



中身はこんな感じ


■ASTROLABE 60mm/f4ガイドスコープセット
ガイドスコープは、同じ「天文ハウスTOMITA」で60mm/f4ガイドスコープセット(13,000税込)を購入


ファインダー用のアリガタには、1/4インチカメラネジと両側に6mm?ネジが切ってあります。


1/4インチカメラネジ(30mmの長いもの)でアリガタに接続します。


アリガタごと、スカイメモsに取り付けます。


パソコンは
ASUS H100TA-DK004HS (Win8.1Bing CPU-Z3795)
8時間くらい持ちます。
電源がUSB(5V)なので、モバイルバッテリーで充電可能。


■オートガイドは可能か
で、肝心のオートガイドですが、結論から言うと、出来ます。
■ピント合わせ
ピント合わせは、慣れが必要です。PCの画面で像を結ぶ範囲が1mm前後なので最初は戸惑いました。
昼間にピント合わせの練習をしたところ、最初は画面が真っ白で、初期不良かと思いました。その後、根気よく露出時間とピントを調整をしたところ、合焦ポイントをようやく発見。
■露出時間の調整
また、露出の秒数についても、自分のガイドスコープでどの程度の露出が必要なのかを把握しておく必要があります。
合焦ポイントが分かったので、そのままにしておき、夜まで待って、テスト。
最初は、何も映りません。とりあえず明るい星に向けて、露出時間を0.5sに設定したところようやく、星がPC画面に出てきました。
■ガイド
ガイドソフトは、QHY5L-2Cに同梱されていたCD-ROMに入っているPHDを使用。
最初は戸惑いましたが、無事にガイドできました。
赤緯のガイドは出来ないので、自動的にオフになりますし、バックラッシュも最初のアライメントのときに自動でオフになりました。
ガイド中、カメラに触った振動で、ガイド星が十字線からずれたときがありましたが
ガイド星がずれると、チャイムのような音で警告を出してくれるので、ガイドがうまく言っているかどうかは、音で分かります。
ガイド信号が出ているときは、スカイメモsの▲のボタンが1秒間に数回のペースで点滅しており、一応、補正はしているようでした。