ペルペル北斗七星

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(祝?)BKP200の光軸調整#2

BKP200の光軸調整に再挑戦します。
前回は、斜鏡の中心点に、黒点を置きましたが、どうにも、黒点を十字線の真ん中に持ってこれず。。。
ネットで調べたところ、BKP200はオフセット斜鏡ではないかという噂が。。。
 
BKP200の斜鏡はオフセットという、ネットの情報を元に、まず、斜鏡がオフセットしているか確認します。
下が、筒先から覗いたところ
矢印のように、斜鏡が左側に寄っています。 やはりうわさは本当でした。


前回打った黒点は、アルコール綿で拭い取りました。
黒点はいらない。(強気。。。)
笠井の光軸修正読本によると、オフセット斜鏡の場合は、以下の図の右側のようにドローチューブの輪郭と同心円になっていればよいらしいです。


では、確認してみます。
まず、光軸修正アイピースの頭をネジってはずします。


こんな感じ。。。


これを、赤枠の部分だけにして


こんな感じに、接眼部にセットします。


ここで一旦、コピー用紙で、主鏡を隠します。


これで、斜鏡の前後関係を確認すると。。。んんん、ドローチューブの枠とあっていませんね。。。
斜鏡を少し、主鏡側に寄せる必要があります。

斜鏡の押しネジ、引きネジを回して、斜鏡を主鏡よりに移動させます。
今度は、いい具合です。



あと、上下も若干ずれているような。。。
でも、BKP200には、スケアリング調整がついているので、調整できます。
写真のように、3点でドローチューブの傾きを調整できます。


下の部分を拡大すると、こんな感じ、六角レンチで押しネジ引きネジを調整します。


まあ、こんなもんでいいでしょう。と、言い聞かせます。。。






一応、光軸修正読本と同じように、AとBが同心円になっています。。。微妙に違う? 気のせいです。たぶん。
ちなみに、主鏡はコピー用紙で隠しているので、C(主鏡)は見えません。



次は、斜鏡の回転角と傾きの調整です。
光軸調整アイピースを元の状態にもどして、接眼部に取り付けます。
それと、鏡筒の中のコピー用紙も取り外します。


覗いてみると。。。
まあぁ当然ですが。。。主鏡のセンターマーク◎が大きく中心からずれています。っていうかセンターマークはどこ?

斜鏡の押しネジを調整して、主鏡のセンターマーク◎をアイピースの十字線の中心に持ってきます。
あと斜鏡の回転も。。。
アイピースの十字線にピントが合わなくて、なんとなくあっているかなってところで、これでいいんだ。。と自分を納得させます。
写真がわかりにくいので、写真に赤線でアイピースの十字線と主鏡のセンターマークに丸をつけました。


いよいよ、主鏡の調整です。上の写真の真ん中にある白いドーナツ(光軸修正アイピースの明かり取りの部分を主鏡のセンターマークに合うように、主鏡を調整します。

っで、赤で囲った斜鏡の陰が右に寄っています。いいんでしょうか。。。???




光軸修正読本によると、オフセット斜鏡の場合は、D (上の写真の赤丸)が主鏡側に寄った状態でOKの様です。
ホッ。
それにしても、光軸修正読本のD(斜鏡の陰?)の○ですが、BKP200はなんと大きく見えることか。。。直径の半分はありそうな。。。実際はもっと小さいですが。。。
あと、光軸修正アイピースの延長筒が長くて、下図のBとCは、見えません。


これで、次回の週末の出撃準備が整いました。

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